代表メッセージ

精養軒 代表メッセージ 150年史デジタルブック

ごあいさつ

弊社は明治維新を迎え、近代化の足音が聞こえる1872(明治5)年、岩倉具視卿らの支援を受けた北村重威が創業いたしました。

当初は、我が国を代表する本格的な西洋料理店としてスタート、官民を問わず多くの皆様にご利用いただくと共に歴史的なイベントの一翼を担ってまいりました。

また、洋食レストランやご宴会、ご婚礼ご披露宴、出張仕出し事業に加え、列車食堂、ビアホール、ホテル業などに携わり、事業の拡大と多角化を進めてまいりました。

一方で、関東大震災や昭和恐慌による経営危機、根津財閥による再生支援、その後の第二次世界大戦、高度経済成長、バブル経済とその後の崩壊、東日本大震災による大きな落ち込みも経験いたしました。2020年からは新型コロナウイルス感染症の世界的感染拡大に直面いたしましたが、お客様のあたたかいお力添えを頂きまして、本年創業151年を迎えることが出来ました。

現在、上野エリアを中心に6店舗を展開しておりますが、屋号の元となった「精心養氣(心を込めたおもてなしでお客様に浩然の氣を養っていただく)」の精神と伝統の味を継承しつつ、「より良き内容・より良きサービス」の社訓を忘れず、お客様に喜んでいただけるようスタッフ全員、力をあわせて参ります。

今後とも今まで以上、皆様の一層のご指導とご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社 精 養 軒

代表取締役社長 定方 郷

精養軒150年史

令和4年度 創業150年を記念して、『精養軒150年史』を制作いたしました。電子ブック版をご用意しましたのでぜひご覧ください。